こんにちは、webマーケターのryonoteです。
本記事では、CV(コンバージョン)とは?種類や高める方法ついて解説します。
CVはwebマーケターにとって基礎中の基礎だから、ここで覚えておこう!
webマーケティングを覚えたい方の疑問にお答えします。
本記事では、次の4つについて解説します。
実践でも意識するポイントにフォーカスしてまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
CVとは?
CVとは、webサイトやアプリなどのデジタルメディアにおける最終的な成果です。
あらかじめ定められた目標に対して達成された成果をCVと呼びます。
結果が求められるwebマーケターにとって、CVはとても大切だよ!
CVはほとんどの場合、数値化された客観的なデータです。
ただし、webサイトやアプリの種類により、CVの種類が全く異なるため注意しましょう。
CVの種類
CVの種類はさまざまありますが、大きく6種類に分類できます。
以下は、主なCVの種類です。
①直接コンバージョン
直接コンバージョンは、webサイトに訪問したユーザーが離脱せずに、そのままCVに至る回数です。
直接コンバージョンが高いサイトは、流入からCVまでの動線がスムーズであると評価できます。
直接コンバージョンするユーザーは、商品やサービスに対する関心が高く、CVまでの経路が短い点が特徴です。
②アシストコンバージョン
アシストコンバージョンは、webサイトを一度離脱したユーザーが再訪問して、CVに至る回数です。
ユーザーのなかには、購入までの経路が長い方もいます。
そのため、商品やサービスをリマインドさせる点や思い出してもらうきっかけづくりが大切です。
③総コンバージョン
総コンバージョンとは、CVに至った総回数です。
総コンバージョンでは、同じ人であってもCV数にカウントします。
④ユニークコンバージョン
一方で、ユニークコンバージョンは、CVに至った人数です。
つまり、同じ人が何度もCVに至っても、ユニークコンバージョンは増加しません。
基本的に総コンバージョンとユニークコンバージョンはセットで考えられます。
総コンバージョン数は高いが、ユニークコンバージョンが低い場合、リピーターは多いが新規獲得が弱いと考えます。
⑤クリックスルーコンバージョン
クリックするーコンバージョンは、広告をクリックしたユーザーがCVに至った回数を指します。
同じユーザーが複数回CVに至った場合は、1としてカウントするよ。
ポイントは、広告をクリックしたユーザーを測っている点です。
広告をクリックした後の経路はどのようなものであって、広告経由でCVに至ったならカウントされます。
つまり、クリックスルーコンバージョンは、広告からの直接的な効果を測る指標です。
⑥ビュースルーコンバージョン
ビュースルーコンバージョンは、広告を見たユーザーがクリックをせずに、別経路からサイトに訪問してCVに至った回数です。
ビュースルーコンバージョンでは、広告を目にしたユーザーが商品やサービスを記憶したためCVに至ったと考えます。
つまり、広告からの間接的な効果を測る指標です。
以上がCVの種類です。
続いては、CVの具体例について解説します。
CVの具体例
目的によって何をCVとするかは変わります。
以下では、CVの具体例をまとめました。
ブログ・オウンドメディア | アフィリエイト、商品・サービスの購入 |
ECサイト | 商品・サービスの購入、会員登録 |
BtoBサイト | 問い合わせ、資料請求、商談依頼 |
ポータルサイト | 会員登録、メルマガ登録 |
採用サイト | 問い合わせ、エントリー |
ウェビナー | エントリー、会員登録 |
そのほかにもイベントや無料体験の申し込みなど、サービスや目的によってCVはさまざまな形で考えられます。
以上がCVの具体例です。
続いては、CVを高める方法について解説します。
CVを高める方法
CVを高めるためには、基本的にクリック数またはCV率を高める方法が有効です。
以下ではそれぞれを高める具体的なアクションをまとめます。
基本的にクリック数を増やすためには、webサイトや広告の閲覧回数を増加するのがおすすめです。
また、コンテンツの質も大きく影響します。
CVを高める2つの施策
CVを高めるために使用される代表的な2つの施策を解説します。
①マイクロコンバージョン
マイクロコンバージョンとは、購入行動における中間目標として設定されるCVです。
CVは、最終的な成果を測るためのものですが、マイクロコンバージョンでは中間でのユーザーの動きに着目し、分析する材料を増やします。
最終的なCVが少ない場合やCV直前で離脱するユーザーが多い場合に有効です。
むやみにマイクロコンバージョンを設定するのではなく、最終CVとの相性を見たうえで、効果測定に利用できる内容にCVを設定しましょう。
特に、最終CV直前の離脱が多い場合、マイクロコンバージョンの計測量が少ないと、有効な改善が行えない場合があります。
②ロジックツリー
ロジックツリーは問題の分析によく使用されるフレームワークです。
webマーケティングにかかわらず、さまざまな思考整理の場面で使用されるのでぜひ覚えておきましょう。
ロジックツリーは、問題をツリー上に分解して、原因や解決方法を分かりやすく可視化する手法です。
ロジックツリーでは、大きな要素から掘り下げていき、改善方法の発見や優先順位を明確にできます。
また、似たサービスにマインドマッピングがあります。
私もよく使用するサービス(無料で使用可能)なので、ぜひ試してみましょう。
以上でCVを高める方法の解説です。
まとめ
本記事では、CV(コンバージョン)とは?種類や高める方法ついて解説しました。
主なCVの種類は、以下の通りです。
また、CVを高める2つの施策は以下の通りです。
CVはwebマーケターにとって必須知識です。
CVやKPIの設定によりさまざまな効果測定が有効になります。
これからwebマーケターを目指す人はもちろん、現在活躍している方もぜひもう一度復習しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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