こんにちは、webマーケターのryonoteです。
本記事では、コンテンツマーケティングを成功させるポイント、注意点について解説します。
コンテンツマーケティングはただコンテンツを作ればよいというものではないよ！
コンテンツマーケティングで成果を出したい方の疑問にお答えします。
コンテンツマーケティングについては前回の記事で解説しました。
前回の記事を読んでいない方は、まずはご覧ください。
本記事では、次の2つについて解説します。
コンテンツマーケティングを成功させるポイント
コンテンツ作りを説明する前に、重要な前提知識としてコンテンツマーケティングを成功させるポイントについて解説します。
コンテンツを作る上で、理解しておいた方がよいので、必ずご覧ください。
①目的やKPIを明確にする
コンテンツマーケティングでは、何よりも目的の設定が重要です。
コンテンツマーケティングではしっかりとした目的設定が、KPIや効果測定につながります。
効果測定やKPIの評価ができなければ、コンテンツがどのようにブランディングや売上につながっているのかわかりません。
後述するように、コンテンツマーケティングは時間のかかる手法です。
そのため、毎月キチンとした分析と効果測定がされていなければ、効果のわからない手法にリソースをかけられないという事態に陥りかねません。
コンテンツを作ることが目的にならないようにも注意しようね！
しっかりと目的を設定し、目的を達成するためのKPIや指標を段階的にクリアしていきましょう。
②コンテンツの品質と価値を高める
コンテンツマーケティングの成功の鍵は、コンテンツの品質と価値です。
品質とは、主に以下の点を指します。
- コンテンツが正確で信頼できる情報を提供しているか
- 読みやすく分かりやすい言葉で書かれているか
- 視覚的に魅力的でプロフェッショナルな印象を与えるか
価値とは、主に以下の点を指します。
- コンテンツがユーザーの問題や課題を解決してくれるか
- 役立つ知識やスキルを教えてくれるか
- 楽しくて感動させてくれるか
品質と価値の高いコンテンツを作成し、ユーザーの満足度やロイヤルティを高めましょう。
③中長期（1～3年）で成果を見込む
コンテンツマーケティングは、成果がでるまでに、ある程度の時間がかかります。
なぜならコンテンツマーケティング自体、直接的に収益につながる手法ではないうえ、一定数コンテンツを出さなければ成果がでないためです。
webマーケターはクライアントに中長期的な視野と、時間をかけて取り組むメリットを提示しなければなりません。
コンテンツに時間とコストをかけるメリットや必要性を共有する必要があります。
たまにコンテンツマーケティングは長期で仕事を貰えて、すぐに結果が求められないおいしい仕事というマーケターがいるよ。
しかし、これは大きな間違い、もしくは心構えに問題があります。
webマーケターは、中長期のプランニングやKPIの設定、目的達成に向かっていることをクライアントに示し続ける必要があります。
また、コンテンツマーケティングの目的と必要性を、クライアントに社内で共有してもらう点も重要です。
コンテンツマーケティングは、中長期で成果を見込み、しっかりと目的達成に向かっている点を共有しなければなりません。
④コンテンツ作りの体勢を構築する
コンテンツマーケティングにおいて、コンテンツ作りの体勢を構築するのは非常に重要です。
前述したように、コンテンツマーケティングで成果を出すには継続的にコンテンツを作る必要があります。
そして、効果測定や分析・改善も重要です。
コンテンツを継続してつくるため、コンテンツの企画・作成・効果測定など一貫した体制作りを行いましょう。
単純なコンテンツを作る人（部署）の設定だけでは足りません。
しっかりとコンテンツマーケティングのチームを作りましょう。
⑤コンテンツの種類・形式を多様化する
近年のコンテンツマーケティングでは、コンテンツの種類や形式を多様化し、効果的に運営するスキルが求められています。
- ブログ記事
- SNS投稿
- 動画
- インフォグラフィック
- ケーススタディ
それぞれのコンテンツには、メリットやデメリットがあります。
例えば、ブログ記事は比較的簡単に作成できますが、読者の注意を引くのが難しい点がデメリットです。
一方、動画は視覚的に訴求できますが、制作に時間や費用がかかる場合もあります。
目的や環境にあったコンテンツ選びも重要なマーケターの仕事だよ！
コンテンツをバランスよく組み合わせ、ユーザーのニーズや関心に応えましょう。
⑥コンテンツの配信と拡散を効果的に行う
コンテンツマーケティングでは、コンテンツを作成しただけでは十分ではありません。
コンテンツを適切なタイミングやチャネルで配信し、ユーザーに届けて初めて成果につながります。
この記事も読んでくれる皆がいて、初めて意味を持つよね。
コンテンツを拡散させ、より多くの人に露出させる点も重要です。
配信と拡散には、さまざまな媒体を活用します。
- ホームページ
- ブログやオウンドメディア
- SNS
- メールマガジン
- インフルエンサー
SEOやSEMなどの検索エンジンマーケティングや、SNS広告やリターゲティング広告などのオンライン広告の利用も可能です。
これらの手法を組み合わせ、コンテンツのリーチやエンゲージメントを高めます。
以上がコンテンツマーケティングを成功させるポイントです。
続いては、コンテンツ作りのポイントについて解説します。
コンテンツマーケティングの注意点
ここからはコンテンツマーケティングの注意点を解説します。
特にフリーランスのwebマーケターにとって押さえておかなければならないポイントも解説しているので、ぜひ確認してください。
①目的やターゲットを明確にする
大前提でもありますが、目的やターゲットが明確でないまま、コンテンツマーケティングをスタートするのはやめましょう。
目的やターゲットが明確でないと成果はほとんど期待できません。
コンテンツマーケティングは成果に時間がかかる点もポイントです。
時間がかかる手法ほど、目的が明確でなければ方針や内容がブレてしまう恐れがあります。
クライアントの目的やターゲットが明確でない場合には、webマーケターがさまざまな手法で明確にして、共有しましょう。
②アピール中心のコンテンツはNG
コンテンツマーケティングのキモは、ユーザーニーズの解決によるブランディングや信頼関係です。
コンテンツがアピール中心になってしまっては、コンテンツマーケティングとは言えません。
サービスや自社を知らないユーザーは、いくらコンテンツ内でアピールしてもサイトに来訪しないものです。
コンテンツマーケティングの中心は売り手ではなく、買い手になるかもしれないユーザーです。
コンテンツマーケティングでは、いかにユーザー目線でコンテンツを作れるかが成果に直結します。
③KPIを設定と分析を定期的に行う
繰り返しになりますが、コンテンツマーケティングは時間のかかる手法です。
そのため、適切なKPIの設定が必要になります。
KPIがなければ、コンテンツマーケティングがうまくいっているかどうかが判断できないよね。
ただし、多くのクライアントはコンテンツマーケティングの経験がなく、どのようなKPIを設定してよいかわかりません。
そのため、webマーケターが知識と経験を元に一緒にKPIを考える点が重要です。
ryonoteは基本的にクライアントと一緒にKPIを設定して、目的達成に向かっているよ
設定したKPIは定期的に効果測定を行い、施策の評価や修正を行いましょう。
分析結果やクライアントと共有しておく点もポイントです。
④CTAを適切に設置する
CTAが設置されていないコンテンツでは、集客がCVにつながらない恐れがあります。
CTAとは、顧客やユーザーに行動を促す仕組みです。
コンテンツで集客できたユーザーに、次のアクションを起こしてもらわなければ目的は達成できないため注意しましょう。
⑤定期的な配信を心掛ける
コンテンツマーケティングでは、定期的な配信が欠かせません。
極端な話、一度に100記事を作成して、それで終わりという訳にはいかないのです。
更新頻度が少なければ、ユーザーの再訪やファン化は望めません。
目安の頻度があるわけではありませんが、定期的な配信を心掛けましょう。
⑥クライアントとスピード感を共有する
フリーランスのwebマーケターにおける、最も多いコンテンツマーケティングの失敗理由です。
クライアントが想像している以上に成果まで時間がかかってしまう。
あるいは、担当者同士では理解していたが、上司や経営層が理解していなかったため、断念してしまうケースがあります。
ryonoteも何度かこの失敗をしているよ。
私は対策として、次の方法を実践しています。
- 成果までのプランを担当者を通じて、経営層にも理解してもらうように話をする
- 毎月のKPI設定と効果測定をしっかりと見える化する（共有エクセルでOK）
- 可能であれば半年や1年分の予算枠を取ってもらう
- 費用対効果が分かりやすい資料を用意して、クライアントに渡す
これらはクライアントの協力も必要なので、毎回すべてできるわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。
以上がコンテンツマーケティングの注意点です。
まとめ
本記事では、コンテンツマーケティングを成功させるポイント、注意点について解説しました。
コンテンツマーケティングを成功させるポイントは、以下の通りです。
また、コンテンツマーケティングの注意点は以下の通りです。
コンテンツマーケティングは、今後ますます注目される手法です。
コンテンツづくりそのものと合わせて、運営方法にもスキルが求められています。
一方で競合も同様の手法をとるケースが増えている為、ポイントや注意点を押さえた運営が必要です。
ぜひ皆さんも本記事を参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました！
【未経験からwebマーケター/webライターになりたい方をサポートしています。】
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