こんにちは、webマーケターのryonoteです。
本記事では、クリック率(CTR)とは?CTRの平均値・目安について解説します。
CTRは、マーケティング用語の中でも見かける場面が多いのでしっかりと覚えておこう!
webマーケティングを覚えたい方の疑問にお答えします。
本記事では、次の3つについて解説します。
webマーケティングをこれから学ぶ方でもわかりやすいようにまとめました。
ぜひ最後までご覧ください。
クリック率(CTR)とは?
CTR(Click Through Rate)とは、オーガニック検索やweb広告において効果測定に用いられる指標の一つです。
CTR は、コンテンツがユーザーに表示された回数(インプレッション)に対するクリックされた回数の割合を表します。
CTRは、コンテンツの魅力度やターゲット層への適合度を測るのに役立つ指標です。
CTRの高いコンテンツは、ユーザーの関心やニーズに沿っていると言えます。
逆に、CTRが低いコンテンツは、ユーザーにとって魅力的でないか、ターゲット層が適切でない可能性があります。
もともとweb広告のクリック率を示す指標でしたが、現在ではSEOの観点でも使用されています。
基本的に高いCTRが大切
CTRは基本的に高いほど望ましいとされています。
web広告であればCTRの高さがCVや広告ランクに影響し、オーガニック検索では流入数の増加につながるためです。
以上が、CTRとは?についての解説です。
続いては、CTRの平均値・目安について解説します。
CTRの平均値・目安
CTRの平均値を知っておく点は重要です。
自社サイトやブログのCTRが高いのか、web広告のCTRはどうかなどを判断する基準になります。
webマーケターとしてクライアントに説明する際の指標として使えるよ!
①オーガニック検索におけるCTRの平均値
引用:Google Organic CTR History 2023
オーガニック検索におけるCTRの平均値は、検索順位と相関関係です。
1位の平均値は20数%~40%程度、2位は15%前後~と大きな差が生まれています。
ちなみに検索する端末がPCかモバイルかによってCTRは変わるので注意!
より詳細を知りたい方は以下から確認してみましょう。
オーガニック検索において順位を1つでも上げる理由が、このCTRの大きな差です。
また、検索キーワードによってもCTRが異なる点にも注意が必要です。
引用:Google Organic CTR History 2023
上図はBrandedとNon Brandedとの掲載順位別のCTRをグラフ化したものです。
Brandedとは、社名・商品名を含むキーワードで検索した場合で、それ以外をNon Brandedと言います。
一概には言えませんが、検索上位においてはBrandedの方がCTRが高い傾向です。
ほかジャンルやワードと比較して、ブログのCTRが○○%だから安心とならないようにしましょう。
②web広告におけるCTRの平均値
引用:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry
web広告におけるCTRは、広告の効果を測る重要な指標です。
業界によりCTRの平均値は異なりますが、一般的な平均値は以下の通りです。
- リスティング広告…2~6%
- ディスプレイ広告…0.4~1%
リスティング広告はユーザーの検索行動の結果表示されるため、CTRが高くなる傾向になります。
業界別のデータやより詳細を知りたい方は以下から確認してみましょう。
広告媒体によってもCTRは異なるので、自社サービス・商品、目標によって総合的なコストに応じた目標設計を立てましょう。
以上が、CTRの平均値・目安についての解説です。
続いては、CTRだけを追い求めても成果につながらないについて解説します。
CTRだけを追い求めても成果につながらない
ここまで基本的にCTRは高い方がよいという解説をしてきましたが、実はCTRが高いだけでは目的を達成できない可能性があります。
もっといえば、CTRが必ずしも高ければよいというわけではないのです。
CTRはあくまでクリック率なので、クリック先が質の低いコンテンツならユーザーが離脱してしまいます。
また、CTRをあげるために過剰なタイトルやテキスト設定は、ユーザーにマイナスに働きます。
ユーザーの満足度が下がればGoogleからの評価も下がり、最悪の場合、ペナルティの対象になる恐れもあるので注意が必要です。
あくまでユーザーファーストが、CTRやGoogle評価を高めると知っておこう!
まとめ
本記事では、クリック率(CTR)とは?CTRの平均値・目安について解説しました。
CTRは、効果測定に用いられる指標の一つです。
webマーケターであればさまざまな場面で用いられる用語なので、必須知識とも言えます。
本記事が皆さんのスキルアップになれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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