こんにちは、webマーケターのryonoteです。
本記事では、webマーケティングについての基礎知識と勉強方法などを簡単にまとめています。
webマーケティングってどんな仕事?
何を勉強したらいいのかな?
webマーケティングを学びたい方、webマーケターになりたい方の疑問にお答えします。
マーケティングの知識や、専門用語などを知らなくても理解できるようにまとめました。
本記事では、次の3つについて解説します。
webマーケティングは、需要が拡大している分野の1つです。
収入アップにもつながる知識なので、しっかりと基礎をマスターしましょう。
webマーケターになりたい方、収入を増やしたい方はぜひ最後までご覧ください。
webマーケティングとはなにか
webマーケティングとは、webを中心に行われるマーケティング(集客・販売促進)のことです。
あなたの想像する”webサイトやECショップ。またはyoutubeやSNSでの広告”といった内容がまさにwebマーケティングです。
webマーケティングは、商品・サービスの認知拡大、販売促進をwebを通じて行います。
web上行われる「市場調査・広告宣伝・販売促進・PR」といった販売活動全般を、webマーケティングと考えてください。
webマーケティングの特徴
webマーケティングには、従来のマーケティングに比べ優れた特徴があります。
それは、従来のマーティングと異なり、行った施策の効果が数値化されること。
すべての施策の結果が数値化されるということは、結果が誰の目にも明らかだということです。
僕らwebマーケターにとっては、やりがいでもありプレッシャーでもあるよ!
数値化できるという特徴は、施策の改善を行いやすいメリットがあります。
従来のマーケティングでは、施策の判断が難しい問題がありました。
例えば、雑誌の広告が実際にどのくらい売上に関与したかはわかりづらいですよね。
広告をさらに行うべきか、やめるべきかの判断が難しいです。
webマーケティングでは、結果が数値化されることで、状況に応じて施策を改善できます。
- SNSのフォロワー増加が予定よりも少ない
- リスティング広告からの販売が、想定の80%を下回っている
- ブログへのアクセスは多いが、販売につながっていない
これらの状況に対して、新たな方法をアプローチして、施策の改善が行えます。
施策の改善が行いやすいことは、webマーケティングの大きな武器です。
webマーケティングの重要性
webマーケティングの重要性は日に日に高まっています。
webマーケティングが必要とされる背景には、ECサイトやネットショッピングが一般化したことが挙げられます。
上グラフは経産省が発表している、BtoC-EC市場規模のデータです。
市場規模は右肩上がりに拡大中。
高齢化や晩婚化が続く日本では、市場の拡大は、今後も続くと予想されています。
また、SNSの普及により、ユーザーの消費行動に変化も起きています。
消費者にただ商品やサービスを広告するのでは不十分です。
狙ったターゲットへ、効率的に価値を伝えるために、webマーケティングの重要性が高まっています。
近年は各企業がwebマーケティングに力を入れているため、より細かにターゲットを分析し、施策を行うことが重要です。
ニッチなターゲットに向けて行うwebマーケティングの需要が高くなっているよね
webマーケティングとデジタルマーケティング
デジタルマーケティングという単語をよく耳にするようになりました。
デジタルマーケティングは、より広い概念です。
上図のデジタルマーケティングの中身は代表的な手法です。
ほかにもデジタルマーケティングには多くの手法があり、webマーケティングもその一部になります。
デジタルマーケティングは、実店舗とweb店舗の垣根を超えた世界を対象にしています。
webマーケティングの施策
以下では、webマーケティングの代表的な施策についてまとめました。
下記について知ることで、自分がどの施策について向いているか、どの施策を勉強したらよいかが分かります。
①SEO(検索エンジン最適化)
SEOとはGoogleやBingなどの検索エンジンを利用するユーザーに、自身のサイトをより見てもらうための施策です。
検索で上位に掲載されるように、コンテンツを最適化することで、ユーザーの集客を狙います。
webライターさんにとってはなじみ深いライティング手法だよね
検索エンジンのアルゴリズム(表示ルール)を分析して、上位に掲載されたすくなるように工夫をこらします。
SEOはwebマーケティングの定番手法で、コストを抑えながら取り組める点がメリットです。
ですが、効果がでるまでに時間がかかる点。Googleがアルゴリズムを変更すると、影響を大きく受ける点などはデメリットだと言えます。
最近では、小手先のSEO対策は有効でなくなっています。
ユーザーへ有益な情報を発信するコンテンツをいかにつくるかが重要です。googleが求める変化にも対応していきましょう。
SEO対策の詳しい解説はこちら。
②ソーシャルメディア活用
最近ではSNSを集客手段に用いるのは、定番の手法です。
インフルエンサーを始めとする個人の影響力は勿論のこと、さまざまな企業が、公式アカウントを作成し運用を行っていますよね。
情報の発信だけでなく、ユーザーとのコミュニケーションが取れることも強みです。
とくに10代~20代の若者世代は、google検索よりもSNSから商品・サービスを購入する傾向が強まっています。
「ググる→タグる」への変化が話題になっていたよね
InstagramやTwitterで、商品の口コミをみて購入をする人が増えている点は、webマーケティングに関わるものとして見過ごせない変化です。
個人や企業関係なく、今後SNSを育てるノウハウがより重要になります。
③リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードやwebページの内容に連動して広告が表示される仕組みです。
google検索をすると、上イメージのように検索キーワードに応じて、広告が表示されます。
「広告・URL」のwebページが、リスティング広告をしている商品やサービスということです。
リスティング広告は、ユーザーの興味関心のあるキーワードや、ニーズに合わせて広告を表示するので効果が高いとされています。
また、SEOとリスティング広告は並行して行われることが多いです。
SEOは即効性がないデメリットがあったよね
SEOのスピードの遅さを補うため、リスティング広告で短期的にアクセスを集めると考えましょう。
リスティング広告の活用は「SEOの効果がでるまでの間、一定のアクセスを集めるために短期間行う」ことがおすすめです。
④アフィリエイト広告
ブログでおなじみのアフィリエイト広告もwebマーケティングの手法の一つです。
アフィリエイトは、BtoC向きの手法で、成功報酬型の広告です。
提携する個人ブログやメルマガに広告を掲載してもらい、自社のサイトやサービスに誘導します。
主なアフィリエイト広告
- ECサイトからの購入
- 資料請求
- 会員登録
成功報酬型だから、企業にとってもメリットが大きいね
企業にとっては、商品が売れない限り基本的に費用が発生しないため、無駄なコストを抑えられる手法です。
ただし、ASPへの固定費は発生しているため、優れたアフィリエイターへ広告として採用してもらえる工夫が必要になります。
⑤アドネットワーク広告
アドネットワーク広告は、複数のweb媒体へ広告を配信するサービスです。
一手に複数のwebサイトへ広告を掲載するので、手間を短縮でき、アクセス増も期待できます。
基本的には、アドネットワーク業者に依頼して、広告を配信します。
アドネットワーク業者に依頼することで、複数のwebサイトに掲載した広告の結果を統一した形式でもらえる点もメリットです。
複数のwebサイトの結果を自分でまとめるのはコストがかかるよね
ただし、広告を出すwebサイトは、業者が持っているネットワークに依存します。
自分がターゲットにしていない層に向けて配信されるリスクもある手法です。
⑥SNS広告
SNS広告はその名の通り、SNSへ広告を掲載する手法です。
年齢や興味関心などの属性をもとに、広告を配信するユーザーを絞り込むことができます。
インパクトのある内容であれば、広告の効果だけでなく、ユーザー同士が拡散してくれます。
いわゆるバズることが期待できるため、ユーザーの属性を把握し、拡散されやすいコンテンツを投稿することが重要です。
また、ターゲットに合わせて、どのSNSを活用するかも大事な選択になります。
SNSごとに、ユーザー層やターゲティングの仕方に違いがあります。
どのSNSで広告を出せば、狙ったターゲットに高い効果を期待できるか分析をしましょう。
⑦リターゲティング広告
リターゲティング広告は、過去に自身のwebサイトを訪れたことのあるユーザーに対して広告を出す手法です。
例えば、私たちが「webマーケティング」というキーワードを検索し、webサイトを閲覧すると、ほかのページにもwebマーケティング関連の広告が出てきますよね。
リターゲティング広告は、追跡型広告とも呼ばれます。
一度訪れたユーザーは、自身(自社)の商品・サービスに関心を持っている可能性が高いので、繰り返しアプローチをするという手法です。
潜在顧客となる可能性が高いユーザーを対象にしているので、費用対効果が高いとされます。
ユーザーによっては、繰り返し広告が表示されることに敬遠する方もいます。
広告頻度の調整をしっかりと行い、ユーザーへ悪印象を持たれないように工夫しましょう。
適切な表示頻度は、ユーザーの傾向や業界によって異なります。
実際に運用を行い、データを分析し、判断しましょう。
⑧メールマーケティング
メールマーケティングは、自社の顧客リストに対して、メールでアプローチする手法です。
よく勘違いされますが、メールマーケティング=メールマガジンではありません。
メールマーケティングは、ユーザーのアクションや行動履歴に応じて、内容やタイミングを変えて広告を配信することが重要です。
メルマガは、メールマーケティングの手法の1つと考えましょう。
ユーザーの購買行動データから、適切なタイミングや内容を発信するのが、メールマーケティングと覚えようね
メールマーケティングには、メルマガなどに広告を掲載するタイプと、ユーザーの閲覧・購入履歴からマッチした広告をメールするタイプがあります。
SNSやweb広告の台頭により、メールマーケティングは時代に遅れになったとされていました。
しかし、ウィズコロナの現代では、その価値が見直されています。
メールマーケティングは、2021~2022年のトレンドです。
奥深い手法の一つなので、詳細は別記事で解説します。
⑨オンラインセミナー
オンラインセミナーは、メールマーケティングと同じように、ウィズコロナから注目を集めている手法です。
元々、BtoBのリード獲得手法として活用されていましたが、コロナの影響で会場開催型セミナーや大規模な展示会が出来なくなり、代替手段として一気に注目されました。
開催する企業にとっては、感染リスクを減らせるだけでなく、コスト削減やアプローチできる層が幅広くなるといったメリットがあります。
ちなみに、オンラインセミナーをウェビナーと呼ぶケースも。
オンラインセミナーは、BtoB企業にとっては新たな顧客獲得の強力な突破口になると期待されています。
webマーケティングは戦略が最重要
以下では、webマーケティングにおいて、最も重要な戦略についてまとめます。
webマーケティングを始めるにあたって、闇雲に施策を行う訳にはいきません。
- webマーケティングで何を達成したいのか
- どんなゴール、結果を求めるのか
- ターゲティングはどのようなユーザーか
適切な戦略がなければ、効果的な施策を打つことはできませんし、施策の改善もありえません。
マーケティング戦略は、webマーケティングのキモとなる部分ですので、別記事で詳しく解説します。
webマーケティングを学ぶ
以下では、webマーケティングのスキルをどのように身に着けるかをまとめました。
- 実践
- 本・ブログ
- youtube
- スクール
このなかで、今回は実践について解説します。
webマーケティングを実践で身につける
いきなり実践できるなら苦労はしない!と言われてしまいそうですが、僕は実践で学ぶことをおすすめします。
とはいえ「明日からwebマーケティングの仕事をクラウドソーシンで受けてください」というわけではありません。
あなたがフリーランスを目指すビジネスパーソンであれ、副業をしたい方であれ、webマーケターを目指す学生であれ、今から行える実践があります。
ブログやnoteを運営して、SEOライティングを学ぶ・SEO
まずは、ブログやnoteを運営して、webページを上位に表示させる方法を学びましょう。
SEOライティングを意識して記事を書くことで、どのようなキーワード・ライティング方法がSEOで上位にくるのか、ユーザーが多く訪れるのかがわかります。
将来的にwebマーケターを目指すなら、有料ブログの運営がおすすめ。
約3万~4万円の初期投資で始められます。
自身でSEOライティングを行うことで、SEOへの知識や関連するwordpress、googleサービスなどの知識が身に尽きます。
SEOライティングやwordpressの設定などは副業にも活かせるので、無駄にならないよ!
勉強が目的ですが、アクセスが多くなればgoogleアドセンスやアフィリエイト、有料noteなどで収益化も可能です。
ブロガーへの転身も叶うかもしれないと考え、本気で運営を行いましょう。
SNSを育てる・SNSマーケティング
ブログやnoteを運営したら、SNSを開設します。
TwitterやInstagramを育て、運営サイトへの集客を目指しましょう。
運営サイトを商品やサービスと考えて運営します。
どうしたらフォロワーが増えるのか、フォロワーとのつながりを深くするにはどうしたらよいかを、学びましょう。
アフィリエイトを使って、商品やサービスの販売を実際に行うのもおすすめ。
フォロワーがたくさんいても、アクセス・購入につながらないというケースは多いです。
実践のなかで、SNSの育て方、集客・販売の仕方を学びましょう。
ブログやnoteを、googleのリスティング広告で集客する・リスティング広告
ある程度、運営サイトが運用できたら、リスティング広告を活用しましょう。
費用はお小遣い程度で大丈夫です。
僕も月1万円程度で、リスティング広告を行っていた時期があります。
短期的にリスティング広告を行い、どのようなページを広告すると集客・購買につながるのかを学びましょう。
月20万~50万、大手では月何千万以上かけている企業もあるよ。
個人での経験がそのまま活きるわけではないけど、リスティング広告の仕組みや、集客のノウハウを積み重ねるのは大切!
リスティング広告を行うポイントは、広告するページや内容を定期的に変えてみることです。
効果の高い広告であれば、一定の期間、リスティング広告を行い集客を行います。
集客が思うようにいかない場合には、ページや内容を変えて改善をはかりましょう。
上手く運用できれば、アフィリエイト収益でリスティング広告の費用はカバーできます。
これらの実践を通して、まずはSEO・SNSマーケティング・リスティング広告からwebマーケティングを学んでみませんか。
本・ブログ・youtube
僕は、実践をするにあたり、必要な知識は本・ブログ・youtubeで都度覚えました。
先に体系的に勉強しておくのではなく、実践を行いながら必要になったら学ぶという手法です。
あなたに時間とお金に余裕があるなら、先に本やスクールで学ぶのもOKです。
ですが、ビジネスパーソンやフリーランスの方は、余裕がないという方がほとんどではないでしょうか。
まずはブログやnoteの運営から初めてみませんか?
ryonoteも未経験から、実践を通じてwebマーケターになったよ!
webライター・ブロガーにwebマーケターを進める理由
僕は時々、フリーランスや副業でwebライター・ブログ運営を行っている方を、webマーケターに誘っています。
webマーケターに興味を持つ方や、収入を増やしたいと考えている方が、僕がお伝えした実践内容を行っていることがほとんどだからです。
webライターは、勉強のためにブログ運営したり、SNSで人脈を作ったりしてるよね
もちろん、webマーケティングはご紹介した実践方法だけでは不十分です。
ですが、0から始めるよりは、多くの知識や経験をすでに持っている方がたくさんいらっしゃいます。
もしあなたがwebマーケティングに興味を持つなら、そしてもし知らずのうちに経験を積んでいるなら、webマーケターという道もありかもしれませんよ。
ryonote(@RyonoteW)は、webマーケターになりたい方の相談も受けております。
どこまでお応えできるかわかりませんが、お気軽にDMやリプライで質問してくださいね!
webマーケティングとは、webを中心に行われるマーケティングのこと
本記事では、webマーケティングの基本知識や施策、勉強方法についてまとめました。
webマーケティングの代表的な施策はこちら。
webマーケティングはこれからさらに需要が高まる分野です。
独学では難しいと考える人も多いですが、webライターやブログ運営を通じて、webマーケティングのスタートをきることができます。
実践で得たノウハウや思考錯誤の経験は、その後のwebマーケター人生にも糧となるはずです。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
次の記事で、またお会いしましょう!
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